話題なものは大抵楽しく出来が良いし,関連商品がいっぱいあるし,知っておくとネットも楽しくなる。
昨年から「魔法少女リリカルなのは」シリーズを制覇した。
23日から映画公開ということで話題になっているし,アキバあたりをアドトレーラーが走っているし,我ながらタイムリー♪
フェイト,いや,水樹奈々さんが歌うA's(第二シーズン)のオープニングがお気に入り。
映画の主題歌も水樹菜々さんが歌っているらしく,見てみたい&聞いてみたい。
…などという話はともかくとして,「なのは」は衝撃的だった。
私の持っていた「魔法少女」の定義を塗り替えねばならない感じ。
なるほど,これが最新の魔法少女か! まずは感心することしきり。
だって,私が思う魔法少女は,可愛く杖やペンダントを振り回したり,コンパクトを覗いたりして,何かキュートなことをする。「リリカル」ってのはきっと「テクマクマヤコン」とか「マハリク・マハリタ・ヤンバラヤンヤンヤン」の仲間だと思っていた。
しかし,「なのは」はそんな少女ではなかった! 魔法少女というより格闘少女じゃん?!
なのはの魔法は,魔法というよりバトルのための武器。
さながら,「正義の味方キューティーハニー風ドラゴンボール」?
ハーマイオニーの方がよっぽど私が思う魔法少女に近い。
「なのは」には「熱血魔法バトルアクションアニメ」という謳い文句がついていて,昔ながらの単なる「魔法少女」ではないのだ!
なのはは最初の敵フェイトと親友になり,新たな敵だったシグナムやヴィータとも仲良くなり,敵とどんどん繋がって新たな敵へ立ち向かう,まるでドラゴンボール。派手な変身のとき一々裸体になるのはキューティーハニーだし,なのは&フェイト,スバル&ティアナ,美少女ペアはダーティ・ペアを彷彿とさせる。
何だか「なのは」を見ると日本アニメの歴史を垣間見ているような気分になる!?
これ,皮肉ではなく褒め言葉なのだ。だって,見事に面白いから。
私はおせっかい系な子が苦手だから,なのはは苦手,フェイトが好き。
魔女っ子メグちゃんが苦手で郷ノンが好きだった昔を思い出すな。
幼かった頃見た日本アニメの幕開け時代,その続きが今なんだなーと感動する。そんなアニメが「リリカルなのは」だなーと思った。
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